嫁・旦那との馴れ初め

嫁・旦那との馴れ初めをまとめたサイトです

【34話】両方落ちてた

632: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/04/02(土) 01:02:31.01
「ちょっと見せて」
「じゃあそっちも」
「・・・」
「・・・」
「「おめでとう」」

予備校で、友達同士の答え合わせで初めての会話。
同じ学部を受けていたのが嫁だけだった。
途中までは大体同じような回答だったんだが、大問が一個まるまる違ってた。
どっちかは受かってると思ったんだが、両方落ちてました。
634: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2011/04/02(土) 02:47:44.73
>>633

おめでとうおめでとうと言い合って、なんとも言えない空気を味わって会話はそこで終了。
その後の事だが、俺はその受けた大学に憧れて乱れ撃ちをしていたので、何発かはあたってそこに進学できた。
嫁は実はそこは第一志望じゃなく、別の第一志望に合格して進学。
大学が始まるまではそれっきりだったんだが、落ち着いた頃にその時の友人グループ複数で祝勝兼惜敗会を開くことになった。
俺のグループと嫁のグループとかで、実質合コンみたいなもんだったなあ。
お互い顔を覚えていて、結果を聞いてお互い笑った。
それから酒が入るとお互い持ってた夢や理想の話に没入して、その場ではほぼ嫁としか話をしてなかった。
しばらくはそういう話をする飲み友達のような関係が続いてた。
今でもお互いの考え方や価値観がかみ合ってるわけじゃないが、
否定しあうわけじゃなく、双方の立場で良い所や気付かなかった事を気付けるので、いつしか需給が成立というか、まぁ自然に付き合ってる状態になってた。
同棲期間を十年ほど経て、思い出したかのように結婚。
おととし娘が生まれた。
ゆくゆくは娘に両親のリベンジをしてもらいたいと思ってたが、このご時勢で今はとにかく大人になって生きのびてもらうことだけが望み。

【33話】 【35話】

メールフォーム

何かございましたらメールフォームからご連絡下さい。

メールフォーム

PR

ページのトップへ戻る
inserted by FC2 system