嫁・旦那との馴れ初め

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【104話】され同士

853: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/09/09(火) 22:11:32.79
ベタかもしれんがサレ同士でくっついた
出会いが出会いなだけに惚れちゃいけないと思ってたけど、
風邪の看病してくれた時にコロっといっちゃったわ
嫁はこんなことでもなきゃ縁の無い高嶺の花だったし、複雑な部分もあるが今は幸せです

857: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/09/10(水) 00:09:31.95
書き溜めたが何処から話せばいいのかわからず遅くなってしまった…
読みにくいのはご容赦くだされ

とりあえず、俺にとっての婚約破棄、嫁にとっての離婚、この制裁劇については嫁が主役だった
証拠確保から現場突入から全て嫁の手配、あらかた済んでから俺に報告されるという流れ
ちなみに俺はマヌケなことに全然気づいてなかった…
元カノからはわけわからんメールが来るし、ひたすら混乱してた

設けられた話し合いの場に向かうと、重たい雰囲気の中、凛と佇む綺麗な女性がいらっしゃる
一同の両親(我が家は遠方の為、近場の姉が付き添い)も交えた中で
出てくる証拠はどれもこれもキツいものばかり
何かの間違いだと思ってた全てが断ち切られ、婚約破棄を決意
証拠もお借りできたので、それなりの額の慰謝料はもらえた

858: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/09/10(水) 00:13:39.06
決着がついてもう嫁とは会うことも無いだろう…と思っていたのだが、
嫁と姉に不思議な友情が芽生える
姉もサレで離婚していて、仲間意識というか、通じるものがあったらしい
そんな二人が飲み仲間になっていて、俺がタクシー代わりに呼び出されることしばしば
その件で未練はなくとも傷は残っていたので、関係者の嫁と会うのは複雑な心境だった
ただ、話をしてみるととっつきにくい印象は消え、
意外と可愛らしいところも見えて徐々に惹かれていってしまう
それでも、さっき言ったように出会いが出会いだし、
こっちから見たら立派なエリート職で気後れみたいなものもあった

そんな中である日、起きたら寒気が…熱がかなり出てた
体調崩しても熱が出ることがあまりなかったので、とんでもなく辛かった
姉にヘルプメールしたところ、すっかり姉の親友となった嫁が代理できた
出会った時から迷惑かけっぱなしで申し訳なくて、うなされながらごめんなさい連呼してた
そしたら、「そんなことで謝るな!」とのお説教と献身的な看病
泣きそうになるくらい心に染みた

860: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/09/10(水) 00:20:17.47
回復してからお礼に食事に誘い、段々と二人で会う機会も増えていった
どんどん惚れていって、玉砕覚悟でも告白しないと収まりがつかなくなってた

連れ出したのはとある夜景スポット、そこで思いきって告白した
嫁がしばらく黙り込んだ時の沈黙の長さは今でも覚えてる
やっぱりダメかな…と思ったその時、小さく「お願いします…」と聞こえた時の嬉しさも

・不満があっても相手と向きあって解決すること
・隠し事は絶対にしないこと
やはりお互い前のことがあったので、この二点だけは固く守ることを約束しあう
生活感の違い、年の差でぶつかることもあったけど、この約束のおかげで続けてこれたと信じてる

付き合って三年、お互いの誕生日の中間の日にささやかな式を挙げて入籍
子宝にも恵まれて、綺麗な姉さん女房と幸せにやっています

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